アヘンの原料…「不正ケシ」の自生が激増

アヘンの原料となるケシが自生している場所が、東京都内で300カ所に上ることが13日、都薬務課の調査で分かった。自生しているものは職員が各地を巡回し、抜去(ばつきよ)しているが、発見件数は年々激増している。数年前には都庁(新宿区)の敷地内で自生が確認されるなど、繁殖力の強さから、最近では身近な場所で発見が相次いでいるのも特徴という。

 都によると、あへん法で栽培が禁止されている不正ケシは「アツミゲシ」と呼ばれる品種。平成16年の抜去件数は約8千本だったが、20年には約5万4千本に激増した。地中海原産の帰化植物で、約6センチの紫や赤の花を咲かせ、花期は4月中旬から5月下旬ごろ。




ケシってアヘンの原料だったんだ
それが都内で増殖してるって・・・怖っ